電解水の効果
汚れの中に潜む菌も、効果的に除去します。
菌が汚れの中に潜んでいる場合、通常の除菌剤だけでは菌を覆っている汚れにガードされてしまい、充分な除菌効果を発揮することができません。
そこで、洗浄力&除菌力、W効果の「電解水」。
まず「アルカリ性電解水」で、細菌の温床や臭いの元となるたんぱく質・油脂汚れを分解洗浄。その後「酸性電解水(次亜塩素酸水)」で菌を除去します。
洗浄効果を有するアルカリ性電解水の効果により、通常と比べて少ない洗剤量で洗濯を行うことができます。
また、洗剤量が抑制されるため、すすぎ工程が短縮でき、水道代が軽減できます。更に電解水は常温でも十分な洗浄効果を発揮するため、温水を生成するためのボイラー代も軽減できます。
一方、環境面についても、電解水そのものは薬品を含まず、その効果を発揮した後は効果・効能のない水になるため、特殊な後処理などの必要がなく、そのまま排水することが可能です。
環境にやさしい水として、企業・団体における『国際環境基準ISO14001対応』をサポートします。
一般的に除菌など衛生管理に使われている次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)ですが、酸性電解水(次亜塩素酸水)と比べると安全面や使い勝手に大きな違いがあります。是非比べてみてください。
酸性電解水(次亜塩素酸水) | 次亜塩素酸ナトリウム(水溶液) | |
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作業性 | 取水口からそのまま使用 対象物が濡れていてもOK |
適正な希釈が手間 すすぎが大変 |
使いやすさ | 直接肌に触れても大丈夫 ほとんど臭いなし |
手荒れが懸念 手袋・マスクが必要 |
除菌効果 | 幅広い菌、ウィルスに効果あり | カビ類にはほぼ効果なし |
安全性 | 誤って口に入っても大丈夫 食品添加物 ※pHと有効塩素濃度が食品添加物(次亜塩素酸水)の規格基準 (微酸性次亜塩素酸水:pH5~6.5、有効塩素濃度10~80mg/kg)の範囲内の場合 |
残留塩素が残りやすい(高濃度で使用されるため、残りやすい) トリハロメタンが発生しやすい 取扱いに注意が必要 |
酸性電解水(次亜塩素酸水)に含まれる次亜塩素酸(HCIO)は低い濃度でも高い除菌力を発揮します。
その効力が20倍~80倍も強力であると言われています。
同等の効果を発揮させる場合は
酸性電解水(次亜塩素酸水)有効塩素濃度:10~60mg/kg
次亜塩素酸ナトリウム(水溶液)有効塩素濃度:100~200mg/kg
ほとんどの細菌に対して高い効果がある酸性電解水(次亜塩素酸水)は、第三者機関による試験結果によって効果が確認されています。
酸性電解水(次亜塩素酸水) 33ppm pH3.71※添加菌液の生菌数104CFU/ml
分類 | 菌数(15秒) | 菌数(30秒) | 菌数(60秒) |
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グラム陽性菌A | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
グラム陽性菌B | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
一般生菌数 | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
株式会社みらい 登録衛生検査所第91号
酸性電解水(次亜塩素酸水) 40ppm pH2.85※菌数CFU/ml
分類 | 菌数(初発) | 菌数(5分後) |
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グラム陽性菌C | 6.2×106 | 不検出 |
グラム陽性菌D | 3.2×106 | 不検出 |
財団法人広島県環境保健協会