電解水の取説コラム

加湿器肺炎をご存じでしょうか?

2020年12月09日

最近ちょくちょく目にする「加湿器肺炎」をご存じでしょうか?

筆者自身もいまいちわかっていませんでしたが、酸性電解水(次亜塩素酸水)の否定的な意見の中で、加湿器肺炎を起こすからやめておけ!のような記事を見たユーザー様よりご相談を受けましたのでコラムでご報告いたします。

まず、

加湿器肺炎とは?

◇加湿器の中に発育してしまったカビ(真菌)を吸い込むことで起こります。吸い込んだカビ自体は病原性がそこまで強くなく、肺に直接炎症を起こすことはほぼありません。

しかし、家庭内や職場などに高齢者や抵抗力の低くなっている方がいる場合は注意が必要となります。

吸い込んだカビに対して肺や気管支がアレルギー反応を起こすことで加湿器肺炎の原因となります。

専門的には過敏性肺臓炎というアレルギー性肺炎の一種になるそうです。アレルギーによる肺炎であるため通常の肺炎の治療薬である抗菌薬(抗生物質)は効果がありません。

なんで加湿器肺炎っていうの?

◇これは加湿器から起こりうる肺炎だからです。まったくもって名前そのままですがなぜそうなってしまうのか?

  1. レジオネラ菌・緑膿菌・カビなどが管理の悪い加湿器のタンクで増殖しそれが加湿器より空気中に撒かれてしまう。
  2. タンクを1日ごとに交換をしないことにより増殖する条件がそろってしまっている。
  3. 超音波式や気化式だとスチーム型と違い沸騰させていないので菌等が残る
  4. 水道水を使っていると起こりやすい(滅菌水や蒸留水だと良)

温泉などで問題になって名前が知られていると思いますが、レジオネラ菌は高齢者や抵抗力の低い方が感染すると重い肺炎を引き起こす可能性があり

緑膿菌に感染すると肺炎・敗血症などを引き起こす原因となり、厄介なのが緑膿菌は水が溜まる場所ならどこでも増殖するという点です。

乾燥が高まるこれからの季節に加湿器は有効手段となりえますが、その加湿器のタンク自体がマイナスに働いてしまう場合もあることを皆さんに理解してほしいと思います。

その加湿器肺炎が酸性電解水(次亜塩素酸水)で起こるのではないかという質問ですが、それはありません。

むしろ酸性電解水(次亜塩素酸水)を使うことでその菌類などの抑制ができてしまうのです!

先回のコラムにて掲載しましたが

タンクの容量にもよりますが、タンクに入れた水にコップ1杯~2杯の酸性電解水(次亜塩素酸水)を入れていただくことで驚くほど菌類の抑制につながります!

以下、メーカーの実験

条件:加湿器Aのタンクに水道水のみ1か月清掃無し
   加湿器Bのタンクには酸性電解水(次亜塩素酸水)のみ1か月清掃無し
   1か月後A・B両方でATP検査の実施

結果:加湿器A → ATP数値:580000(簡単にいうと雑菌や汚れだらけ)
   加湿器B → ATP数値:二桁台(かなりきれいな状態)

という結果がでました!嘘のような本当の話なんです!!
ココだけの話、数値に驚いたのはメーカーもだそうです。笑

タンクの洗浄をしないと、、、と思っていてもこれからの時期に水を使う仕事は腰が重いのではないでしょうか?

その役目を加湿器に水を入れるという動作のみでタンク内除菌も行えるならば時短にもつながりますし、副産物として消臭の効果もございますのでこれから換気も厳しくなる中で一番の対策になりえます!

噴霧することで天井・壁面など普段なかなか掃除に手が回らない場所の除菌に繋がり感染対策の一端になり

本来の機能である加湿を行うことで、上にリンクしたコラムにも掲載しておりますが乾燥を防ぐことでウィルスが床面に落ちた後再度巻き上がることを防ぎ

湿度を40~60%にキープすることでウィルスの増殖の抑制やカビ類の増殖の抑制となります。

同記事に最大40畳をカバーできる大型噴霧器「噴霧するぞう3」も載っていますので是非ご利用いただければと思います。最大で1時間に1.2L分も噴霧できますので

来社される頻度の多い会社の受付や、換気後の再加湿にお悩みの方はもちろん、式ごとなどのイベント時や学校系列様では試験の実施教室になど様々なシーンにお使いになることが出来ます!

弊社も従来の対策に加え、全体会議などでは大型噴霧器を数台使い噴霧をして会議に臨んだり、最近ではプロレス会場での噴霧を行っております。

コラム内では埼玉県内のみと表記させていただいておりますが、レンタルプランは1都3県までは可能です! 対応県以外でも遠慮なくご相談いただければと思います!

最近ではWHOより「噴霧を推奨していない消毒剤」の中に酸性電解水(次亜塩素酸水)は含まれていないとの正式回答もありました。

ある機関の報告での噴霧非推奨の理由としてWHOでは推奨されていないから!と明確に出してきている以上、何らかの形で正式にお話をしていただけると思います。

公式での見解を述べるならば今出ているものは過去の資料から作成されたものという認識で現状は常に変わっていくものなので

その時その時でしっかりと機関問わず、確認すべきだと思います。

そのせいで防げなかった部分も少なくはないのではないのでしょうか?やるならばしっかりとした情報を出してもらえなくては医者やら専門家などを謳っているに過ぎないのではないかと筆者は感じます。

重体化している方、死亡者数ともに徐々に増えてきてしまっている以上はこのまま既存の対策だけでは足りないということを早急に認識していただき

今すぐにでも新たな対策に取り掛からなくては、来年のオリンピックの開催にまで影響が出てしまうのではないかと思います。

酸性電解水(次亜塩素酸水)を扱っている一業者ではありますが、次亜塩素酸水が特別万能とは思っていません。

出先などの手指の消毒はアルコール、オフィス内での手洗いの補助や空間噴霧は次亜塩素酸水、物品では場所によって変えるなど適材適所での運用が理想です。

値段での比較ならば酸性電解水(次亜塩素酸水)は長期運用を考えればアルコールよりは安価に製造できます。

しかし中には合わない方もいらっしゃいますし、逆にアルコールが合わない方もいらっしゃると思います。なので選択肢の一つとしてしっかりと揃えることが重要なのかと思います。

長くなりましたが、酸性電解水(次亜塩素酸水)は安心・安全に使用でき加湿器肺炎の対策にもつながります!

新型コロナウィルス・季節型インフルエンザ・ノロウィルスなど様々なものが流行してしまう気候だからこそ今一度身の回りの対策を考え直すいい機会かと思いますので

その中でお悩みや相談事があれば遠慮せずにお問合せより連絡、又はお電話いただければと思います。

何気ない質問などにもご対応いたします!