電解水の取説コラム

除菌水という名前

2020年10月05日

これも質問に多いもので、最近CMなどでも出始めたので気になる方が多いようです。

やはりメディアの影響力って強い物なんですね笑たしかに名前は憶えてなくても今のご時世にはインパクトがあると思います。

それを調べた方からどういうものなの?との声が何件かありましたのでわかる範囲でお答えいたします。ちなみに弊社も除菌水を出している販売店で間違いありません。

OHラジカルってなに?
 ―別名ヒドロキシルラジカルとも呼ばれ酸化力がとても強い物質。しかし その反応性の高さゆえ、通常の環境下では長時間存在することはできず、生成後速やかに消滅する。

この強い酸化の作用で除菌・消臭などが行われていると思っていただければと思います。

オゾンって何?
 ―オゾンはO3(O(=酸素)が3つ)と表記され、2つは強い結合ですが、残りの1つのOは結びつきが弱く他の物とくっつこうとします。これも酸化です。
 Ex.H2S(硫化水素:悪臭の原因)+O3=H2O(水)+O2(酸素)+S(硫黄)

このように他と結びついて酸化させる点ではほぼ同じですがより強いのはOHラジカルです。

オゾン層などで効いたことがある方は多いと思いますが、細胞膜を壊し死滅させる強さがあるので衛生法基準である0.1ppm以下という規定範囲でないと体には有害ではあります。

欧米の食品加工場などではオゾンを活用したオゾン水などで除菌を行っていることが多く、その使用されている理由は反応スピードが早く、副産物としても酸素などの他の悪臭などの原因になるものを生まないという点で優れています!

水道水+塩の電気分解だと以前コラムにも掲載しましたが塩素系漂白剤ができてしまうので注意が必要。

そして水道水のみを電気分解すると皆さんになじみのある、

中性電解水

が出来ます。いや知らないよって方もいると思いますが、恐らく1度は経験したことがあると思います。

歯医者さんで口をゆすぐ際、変わった味?の水でうがい、ゆすぎをしませんか?あれが実は「中性電解水」なんです。

水道水には塩化物イオン(Cl⁻)が含まれていますので、少なからず殺菌力はあります。

しかし、食品添加物などの認可を受けているものではないのでわかりやすく「除菌水」と呼ばれています。

少なからず電気分解をするとphはアルカリによるものですので中性とはいえ弱アルカリ性の電解水かと思います。

これだけ色々なところで叩かれているのであえて避けているとは思いますが、次亜塩素酸(除菌成分)はしっかりと入っていると思います。

効力自体がどれほどなのかはわかりませんが、除菌スペクトルは酸性電解水(微酸性~強酸性)のものに比べると少し欠けるのではないかということぐらいまでしか言えません。

メーカーとしても大きい会社かと思うので、気になる方は一度質問をしてみるといいかもしれません。検証結果(エビデンス)を見せていただけると思います。

「除菌水」や「除菌」という言葉に今は世間が敏感になっています。それに乗じてなんでもない水をあたかも効くような宣伝で出している企業もあるようですので、まずは質問、詳しい人に聞くなどの対策を購入側からしていくことが重要です。

消費者の方々にそのような手間を取らせてしまうことがある時点でよくないのですが、法的な部分での整備がまだまだされていないという実情があります。

日本電解水協会からも注意喚起の文言が挙がっております。当コラムにて文を引用させていただいたページがございますのでまずはご一読ください。↓↓↓↓↓↓

なんにせよ成分の確認をし、聞いたことのないものである場合は避けてしまって問題はないと思います。

自身で調べて納得のいく商材を選んでもらうことで初めて安心を得られると思います。

その商材のセレクトの中にぜひ弊社取り扱いの除菌電解水給水器「@手洗い」「@除菌PREMIUM」や「酸性水プラスNANO」を含んでいることを願っております。笑

除菌水と一言で言ってもかなりの広さを持っております。そこに香料が乗っているものであったりと様々なものがあります。

それぞれの特性であったりを活かし、皆様の衛生管理の一環にご利用いただければと思います!

除菌水の全商品を把握しているわけではありませんのであくまで筆者の個人的見解も含まれておりますが、わからないことはお気軽にお聞きいただければと思います。

ドアノブや机などの一般的な掃除のみでしたら生成量が少なくても問題はないかもしれませんが、オフィス全体やさらに大人数での掃除などになると何台あっても足りないという状況にもなりかねません。

だからこそ弊社ではボトル型の販売なども行ってはいますが、除菌電解水給水器である「@除菌PREMIUM」・「@手洗い」などの生成器自体を設置していただくことをおススメしています。

そうすることで、唯一といっても過言ではないデメリットである保存が効かないという点を解消することが出来ます!

イニシャルコスト自体は少しかかってはしまいますが、昨今の衛生管理の見直しを鑑みますと今後は今やっていることが最低条件になっていくのではないかと思います。

その時にアルコール・次亜塩素酸ナトリウムだけでは肌荒れや、発火などの事故の面で不安になられることもあるかもしれません。

その点、電解水はある意味“失敗ができる”除菌方法であると思っていただければと思います。水なので電気系統にかけたりはしないと思いますが、生成器から出てくる濃度では大きな事故などにつながる心配は他のものに比べると限りなく低いです。

ウィルス・菌類から自分たちを守るために、使う方の“安全に寄り添っていない”もの(使用方法・濃度など)を使っていては、それは「安心」と言えるのでしょうか?

株式会社ナディアでは

「安心という価値観をあなたに。」

をモットーに事業に取り組んでおります。他の物よりもより安全・安心してご利用いただけるものを提供していければと思います。

長くなりましたが「除菌水」は各方面でも注目されているものになります。

しかしすべてが全て安全なのか、効力が確認されているのかという面では、各メーカーや販売店の安全の証明を確認していただいて各自判断していくしかありません。

そのためのお手伝いはしていければと思っていますので、お気軽にお電話でも、メールでもご相談いただければと思います。