電解水の取説コラム

ppmってなに?

2020年03月05日

という言葉を最近質問されることが多いので少しお話ししようと思います。
ppm=parts per million (パーツパーミリオン)百万分率 百万分の一ということになります。

ppm=mg/kg=mg/ℓ

この認識で構いません。簡単に言うと○○の中にどのくらいの割合で△△が入ってますよという指標になります。電解水の分野では有効塩素濃度(塩素の濃さ)ででてくるので是非覚えてください!ppmが200など高いものほど塩素臭が強いのような感覚で捉えて貰えばいいと思います。
臭いは強くなりますが、じゃあ効力は、、、となりますがこれは実は弱酸性電解水、20〜50ppm、手洗いでしたら10ppmあれば十分な除菌効果があるんです!
じゃあなぜ200ppmとかのものが多いの?という質問もこの話がでると関連で出てくるのですが、簡単にいうとそのぐらい濃いものでないと倒せないレベルの除菌力ということになります。同じ1リットルと考えると強くするには濃くするか・phの値を変えるしかありません。
厚生労働省からでている次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの同類性に関する資料からも同類ではあるものの最後の表では40ppmの電解水に対して25倍の1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムが必要になっていることがわかります。同じ効力を持たせるためには高濃度になる。弊害として塩素臭・マスク・手袋なしでは扱うのが危険ということになります。ppmを知って正しい認識と次亜塩素酸水の効力を知っていただければと思います。

弊社は手洗いから食品添加物への使用、オフィス・家庭・病院・施設などの除菌など元が水と塩だからこそ安心・使い手の皆様が安心できる、「酸性電解水(次亜塩素酸水)」を知って頂き、是非触れて頂きたいと思い取り扱っております。
なんとなく気になったからなど理由はなんでも構いませんので何かお手伝いができればと思っております。まずは気軽にTEL・メールなど頂けますと幸いです。
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2020.10 追記
6月のNiteの試験の際、次亜塩素酸水は電解型・非電解型(粉末・タブレット・二液混合)の種類に分けられました。

基本的には電解型で食品添加物指定のものは

  • 強酸性次亜塩素酸水…有効塩素20~60ppm
  • 弱酸性次亜塩素酸水…有効塩素10~60ppm
  • 微酸性次亜塩素酸水…有効塩素10~80ppm

という定義がありますので食品添加物にも指定されている「次亜塩素酸水」はこの範囲であり、電気分解型のみとなります。

さらに言えば、ボトルなどに入った時点で「雑貨」扱いになるので生成器から直接出たもの以外は食品添加物指定になりませんので言葉に惑わされぬようご注意ください。

なお、非電解型は濃度などを満たしていようと、食品添加物指定を受けていません。

よく聞く「次亜塩素酸は食品添加物にも認められています」は成分としては「次亜塩素酸」なので認められていますがその商材が認められているわけではない場合が多いのでお気を付けください!