電解水の取説コラム

酸性電解水・次亜塩素酸水の効力

2020年05月16日

お問い合わせ、モニター募集への沢山のご連絡ありがとうございます!

緊急事態宣言が5月31日まで延長となりましたが、39都府県での緊急事態宣言解除の兆しが出てきました!

これも一人一人が「STAY HOME」の精神で週末だけでなく、平常日も人との接触などを控えていたからだと思います!

収束まではまだかかりそうではありますが、「除菌」「衛生」の意識が変わって来ている証拠だと思いますので気を抜かず過ごしましょう!

表題にした酸性電解水(次亜塩素酸水)の効力。。。については今もお問い合わせなどが多く来ていますので改めてお話ししておこうと思います。

まず酸性電解水(次亜塩素酸水)とは

このように塩(塩酸なども)と水と電気の力があれば生成できるものになっています。

除菌・消臭の酸性電解水(次亜塩素酸水)と洗浄力のアルカリ性電解水が生成されます!電解を行なっているのは「電解槽」と呼ばれるもので、上に載せているものが2室型と呼ばれるポピュラーなものです。

他にも1室型・3室型などありますが、生成方法はほぼ同じですが、塩の成分が含まれているもの、酸性(次亜塩素酸水)とアルカリが混じっているもの、塩を完全分離しているものなど用途などによって作り方は変えています。

弊社がお勧めする「手洗いシリーズ」はph5〜6.5の微酸性電解水です。
有効塩素濃度も10〜40ppmで変更できます。

経済産業省とNite(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)で酸性電解水(次亜塩素酸水)の新型コロナウイルスへの不活化実験も行っています。

5月1日には有効塩素濃度30ppmの微酸性電解水・有効塩素濃度40ppmの微酸性電解水の4桁以上の不活化が有効との結果が出ました!

これからも範囲を広げて様々な実験等を行なっていくようなので酸性電解水(次亜塩素酸水)もより一層皆様に認めてもらえるようになるかと思います!

5月15日の「沖縄タイムス」さんの記事でも北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターでの新型コロナウイルスの実験に際し、不活化効果を実証していただいております!

あくまで完全とは言い切れませんが、アルコールに次ぐ新たな除菌戦力として認めて頂けてきているように思えます。

昨今の事情を鑑みると「除菌」に目が行きがちではありますが、目に見えるものではないのでなかなか伝わらないのも事実です。

しかし酸性電解水(次亜塩素酸水)の効力のひとつである、「消臭」の力はすぐに体感でき、それこそ感動していただけるに違いありません!

アンモニアなど臭いの成分によく聞きますので、食事後の空間に残った臭いや、ペットの匂い、小さい子がご家庭にいらっしゃる場合はおむつなど、臭いの発生源本体の匂いをとるわけでなく、浮遊している臭いの成分と結合して分解しているので、噴霧も細かいミスト状だと実感が早いと思われます!

この「除菌」「消臭」の効果を上手く生かしているのが

「空間除菌」です!!

超音波式噴霧器・気化式噴霧器に限りますが、空間に噴霧することでおよそ30分で99.9%の空間除菌ができると言われております!(※噴霧器のタイプ・畳用などで違いはあります。)

類似品なども出回り、酸性電解水(次亜塩素酸水)が次亜塩素酸ナトリウムと混同され酸性電解水(次亜塩素酸水)がマイナスイメージを持たれている方も要るようですが別物!ですのでご安心ください。以下に以前更新のページを載せておきますのでご一読ください!

最近では「次亜塩素酸」という言葉をまさに使っているだけの物が多くあり、その代表的な例が

次亜塩素酸ナトリウムに塩酸・クエン酸等を混ぜた混合液

を次亜塩素酸水だと言っているものです。

これは今日アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム(所謂ハイ◯ー系)だとアルカリ性だから危ないので酸性のものを混ぜて無理やり酸性にすればいい!という危険思想の賜物です。

よく「混ぜるな危険!」という表現を聞きますがまさにそれです。塩素ガス発生の条件を余裕でクリアしています。

しかしそれをさも当然のように「次亜塩素酸水」として販売していたり、類似の表現で「次亜塩素酸系水溶液」や「食品添加物指定の次亜塩素酸水と同じ生成方法です!」さらには、「次亜塩素酸水」は食品添加物指定を受けています!(載せてはいませんがこの商品がそうとは言っていない。)系のわざと誤認誘発を促しているような表記も見受けられます。

なんだかわからないけど良さそうだから使ってみようと思う前に、何点かチェックしてみて自衛しましょう!

  • 内容物(原材料)の表記(次亜塩素酸ナトリウムと書いてあったらその時点でアウト)
  • 食添定義は微酸性次亜塩素酸水ならば生成濃度80ppmまで弱酸性・強酸性次亜塩素酸水ならば60ppmまでのもの
  • 生成方法が塩化ナトリウム(塩)(塩酸含む)・水を電気分解したもの
  • 目に入ったら、口に入ったら病院へなどの表記があるか(テストをクリアしたものははいいても問題ありません)
  • 空間噴霧ができるものか(次亜塩素酸ナトリウムは劇薬のため噴霧不可)

以上のことを少し見てみるのもいいかと思います!

実際、次亜塩素酸ナトリウムと塩酸・クエン酸等を混ぜた混合液の販売は厚生労働省により販売が禁止されているはずなのですが、、、

こういうものをわかってやっているとしたら恐ろしいですよね。

厚生労働省より引用
次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和し使用する事について

わからないことが多いものだからこそ慎重になること、誰かに聞くことは恥ずかしいことではありませんので、何かあればお問い合わせください!

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