電解水の取説コラム

感染対策を次のステップへ

2021年08月18日

※このコラムは筆者の独断と偏見満載でお送りいたしますのでお気に触るようでしたらすいません。

去年よりこの「電解水の取説コラム」を不定期に発信しておりますがその中でもずっと言い続けていることがあります。

それが噴霧器による「空間噴霧」、空間の除菌です。空間の除菌といっても噴霧されたものに直接菌・ウィルスが当たり除菌できるというものはそれこそ特大の噴霧器であっても難しいとは思います。

しかし湿度を一定以上(40%~60%)あたりをキープすることで空間内に浮遊している有機物(菌・ウィルスはもちろん埃なども)は滞空時間が短くなり床に落ちやすくなります。

感染防止のポイントとしてはご存じの方も多いと思いますが「感染対策の原則」というものがあります。

  1. 持ち込まない
  2. 持ち出さない
  3. 拡げない

というものです。

それに加えて「感染成立の3要因」 への対策が必須となります。感染症は

  1. 病原体(感染源)
  2. 宿主(我々人間のことです)
  3. 感染経路
感染成立の3要因

の要因が揃うことによって感染します。この3要因の一つでも抑えることができれば感染は減っていきます。しかしここで一番重要であるにもかかわらず新たな対策に対する研究等が行われていないのが「3.感染経路(の遮断)」です。

他の2要因を考えますと、病原体の根絶は恐らくすぐには厳しいモノであり変化に富むウィルスなどは特に難しいと考えます。

宿主をどうにかすればとありますが今やっているワクチン(検疫の一部)や宿主自体の免疫力の向上もありますが、生活環境・生活水準などにより分かれてしまい絶対と言えるものではありません。

英国の研究では「ワクチン接種による“集団免疫の獲得”は期待できない」との発表も最近あり、現にその英国が国民全体のおよそ75%がワクチン接種2回を終えているにもかかわらず日に2万人ほどが「デルタ株」で感染している状態を考えると納得していしまう内容であると思います。

※集団免疫とは…一定割合以上の人が免疫を持つと感染症が流行しなくなる状態

しかし死亡者数は減っており、やはりワクチンは感染阻止ではなく「重症化」の対策としての側面が大きいのだと思われます。

しかしそのワクチンも接種率はなかなか上がらず、受けたいのに受けられないという状態の方々も多くいらっしゃいます。年齢制限の枠の問題で筆者も接種権は来ましたが予約はできない状態です。

更にはいま流行してしまっている「デルタ株」ではなく現存のウイルスより“ 致死性の高い ”ペルーで発見された「ラムダ株」が空港検疫で出てしまったということも懸念材料になります。

この「ラムダ株」は今使用されているワクチンが効かない可能性があり、一度なった方も含め再感染の可能性もあるとのことでWHOも注目すべき変異株(VOⅠ)に指定されている変異株です。

最初はペルー近辺数か国のみの観戦範囲でしたが8月13日時点で世界44か国で発見されているとのことで、今後も変異株が出る限りワクチンや自己免疫だけでどうにかするというものは机上の空論でしかありません。

実際の現場は報道では出てこないようなことも起こりうる状態であるのは間違いないので早急な対応策が求められます。

少々話がずれてしまいましたが、以上のことから先に挙げた2要因以外、「感染経路の遮断」が一番解決策の方法を色々と出しやすいのは言うまでもありません。

その中で再三申し上げてますように、既存の対策以降何も推奨されていないという事実が気になります。

メディアでも新規感染者の若者の割合が高い高いと騒がれていますが、地方自治体のワクチン接種のペースではまだ50代の方までしか予約さえできず(基礎疾患の方を除く)打ちたくても打てず学校に行っている方、通勤している方も少なくありません。

あまりにも何回も出される緊急事態宣言や延長・再延長により危機感は薄れてしまっていることも問題ではありますがまずは有効な手立てを立案することを専門家・国で話し合い即実行していただきたいものです。

「感染経路の遮断」は個々の行動にもよるものがあるので完璧ということは難しいことかとは思いますが行うことによって少なくとも現状の感染者数よりは減っていく、又は増えにくくなるのではと思います。

そこで弊社でキックボクシングやプロレスなどの興業で行っている感染症対策の一端である「酸性電解水」の超音波噴霧器での噴霧が感染経路の遮断に必要になってくると思っております。

弊社がおススメしている「酸性電解水(次亜塩素酸水)」が万能薬のような扱いというわけではなく、食品加工などで微生物制御などでもいわれる「ハードル理論」を行ってほしいということです。

※ハードル理論とは…Leistnerが提唱した理論で元々は微生物制御において「ph・保存温度・抗菌剤・浸透圧」などで微生物の育成を抑制する手段をハードルと称したもの

今まで感染症対策として
マスクの着用 手指の消毒 換気 湿度維持(40~60%)
などを設けていましたがそれで現状、感染が止まってはいません。

そこで「空間噴霧」を感染症対策の次のステップに入れてほしい。いや、入れるべきであると思います。

昨年6月26日に出された製品評価技術基盤機構(Nite)による最終報告以降、なぜか使いにくいと感じさせる内容がピックアップされたネガティブキャンペーンにあたり

色々なお問合せを頂きましたが、使用方法などを今一度お話しさせていただき今でもしっかりと使用していただいております。

その中でやはり一番実感いただいているのが酸性電解水の空間噴霧による使用方法です。冬も夏も実際換気の頻度を上げろと言われても電気代のこともありますし

なかなか実行しにくい部分があることと、換気自体がしにくい・できない現場というものもたくさんございます。

そんな中で除菌の補助、更には消臭が行えるということで重宝されております。SNSなどで見かけるような体調不良が出たという報告も上がっておりません。

※「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」という全く別の性質を持つ者同士が似通った名前であることが誤認などを生んでしまっている原因かと思いますので弊社としましては同じものではありますが「酸性電解水」という正式名称でのご説明をさせていただいております。

この「空間噴霧」は賛否両論あり、もちろん弊社としましてもあくまで「おススメ」に留めております。健康被害が出ていませんが、「化学物質過敏症」の方や嗅覚が鋭い方などにとってはそれ自体がストレスになり得ることもありますのでそうさせていただいております。

「除菌」といっても汚れと違い目に見えて菌が無くなっていると目で見て認識が出来ません。それは、もちろん電解水だけでなくアルコール類・塩素系漂白剤・界面活性剤類にも言えることかと思います。

だからこそ「消臭」のメカニズムは「除菌」のメカニズムと同じなので臭いが消えるということは「除菌」が進んでいると感じてもらえればと思います。

先に挙げた既存の感染症対策に対してこの1点を国としてしっかりと検証を行い情報を開示することで国民は安心できると思いますし

飲食店など人が来られる現場でお悩みの方も感染症対策の「見える化」ができ、お客様の安心につながっていき、今苦境に立たされている飲食業・宿泊業・娯楽業の方々への光明になるのではないのでしょうか?

この度のオリンピックでも次亜塩素酸水が大量に使われていたという話もあったようです。日本発祥のはずの技術が諸外国の方達の方が見識を持っているというのは何とも悲しい話です。

これからロックダウンなど最終の動きを取る前にまずは一度「空間噴霧」の一手を打っていただきたいと切に願うばかりです。

今出来ることを行うことがハードル理論の一歩ですし、その一歩の積み重ねがこの未曽有の事態の収拾に繋がっていくのではないかと思います。

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