電解水の取説コラム

空間噴霧等のお問い合わせについて[後編]

2020年06月22日

先日回答させていただいた、お問い合わせの多い内容についての後半です!
お問い合わせの多い内容はこちら↓↓↓↓↓

  1. WHOの見解で「消毒剤を人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない…」とあるが実際はどうなのか
  2. 安全性などの担保はあるの
  3. 厚労省がの噴霧はダメって言ってるって聞いたのですが
  4. 事故情報データバンクで危ないようなことが書かれてるんですが
  5. 濃度によってはとよくでていますがでどれが正解なんでしょうか?
  6. 番外:ネットで次亜塩素酸水生成器があるんですがどうなのでしょう?

4. 事故情報データバンクで危ないようなことが書かれてるんですが

A.あくまで推察にはなるのですが、いろいろな内容を読ませていただくとまず「次亜塩素酸ナトリウム」との混同が見受けられます。

よく出てくるキーワードとして「〇〇が痛くなった(目など)」「手荒れ」「めまい・頭痛」がありますが、

これは「次亜塩素酸ナトリウム」で起こりうる事故でよく耳にする症状で、濃度であったり、使用方法の間違いにより起こりうるものです。

まだまだ「次亜塩素酸」というものについての誤解であったり、ナトリウムとの混同であったりが多いことで不安にさせてしまったと思います。

さらには、この事故情報データバンクさんの注意事項には

“事実確認(因果関係の精査等)を経ていない情報を含みます”

の一文があり、予備情報としての役目でしかないことを認識いただければと思います。

しかしながら、ユーザーの皆さんは困惑しやすく、さらには誤報による煽りを受けてさらにわからなくなってしまっている方が多いと思います。

この件に関しては、今月中には正式に「電解次亜塩素酸水」と「非電解次亜塩素酸水」としてしっかりと区別できるようになると思いますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

5. 濃度によってはとよくでていますがでどれが正解なんでしょうか?

A.あくまで食品添加物としての「次亜塩素酸水」の定義はざっくり言いますと

  • 塩酸又は塩化ナトリウム水溶液を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液
  • phが6.5以下のもの
  • 有効塩素濃度が10~80ppmまでのもの

という基準がありますのでぜひ知識としてお持ちください。

前記しましたが、表示などがどうしても曖昧な部分があり「次亜塩素酸水」というものがどこからどこまでなのという明確なものがありません。

あとは「濃度によっては有効か…」との報道などもありますが、アルコールでも次亜塩素酸ナトリウムであっても濃度如何では効き目もない場合もありますし、

人体に有毒な面もあります。ここまで「次亜塩素酸水」に焦点を絞って糾弾を受けるのにはなにか大きな動きがあるのではないか?と思ってしまいます。

上記基準を理解したうえで吟味していただくしかないかと思います。
又はご連絡ください!!

6. 番外:ネットで次亜塩素酸水生成器があるんですがどうなのでしょう?

A.これは結構いろいろな方が試してみたくなるそうで、質問がユーザーさんも含めちらほらあります。笑

はっきりと申し上げますと今、ネットなどでよく見かける「次亜塩素酸生成器」で5,000円~10,000円のものでは基本的に次亜塩素酸水(酸性のもの)は作ることができません。

水道水+食塩ですと、次亜塩素酸「ナトリウム」が生成されてしまいます。

薄い食塩水だとphも酸性によることができないのでほぼ濃度が高いアルカリ性の水溶液になる場合が多いようです。(所謂ハ〇ター系アルカリ溶液)

もちろんしっかりと生成出来る機械もあるらしいのですが詳細はつかめておりません。

ph濃度計・有効塩素濃度計などがない方にはお勧めできません。
「次亜塩素酸水」だと思っていたものが「次亜塩素酸ナトリウム」であったでは、取り返しのつかない事故が起きかねません。

これが今、「空間噴霧」についての賛否のわかれるところと、先にお話しした、事故情報データバンクでの目が腫れて…などの症状につながっているかと思われます。

なんにせよ安定した酸性電解水の供給は、一般社団法人・日本電解水協会の会員メーカーなどから出ているものを推奨いたします。

株式会社ナディアは(財)日本電解水協会会員の「(株)テックコーポレーション」の正規販売店ですのでご安心いただければと思います。

今月の末までには経産省とNiteからしっかりとした結果が出ると思いますので、その結果を踏まえてユーザーの方に判断・採用いただければと思います!

弊社は

「安心という価値観をあなたに」

をモットーにやってきておりますので、その安心がしっかりとした評価で担保できれば更なる安心感をお届けできると自負しております。

しばしお待ちいただければと思います。

お問い合わせ、モニター募集随時お待ちしております!些細な質問でもぜひ弊社までご連絡ください!!