電解水の取説コラム

広がる電解水の世界

2020年09月23日

電解水は日本独自の技術だということを皆様ご存じでしたでしょうか?

古くは昭和6年(1931年)頃、 シンノオル電機の諏訪方季氏が水と電気の関係に着目し、電解水の植物への影響について研究開始されたのが始まりであり

これがのちに「アルカリイオン水」と呼ばれる「アルカリ性電解水」の始まりと言われています。

酸性電解水は1987年ごろ生成装置が開発され、1996年に厚生労働省が生成装置の手術者及び介助者の手指消毒、1997年に消化器内視鏡洗浄消毒の用途で、医療機器として認可され

2002年には生成装置とセットで次亜塩素酸水として食品添加物に認可されました。(次亜塩素酸水という名前は厚生労働省が命名しました。)

日本発祥の技術であるため、様々な分野で取り入れられるようにはなりましたが、酸性電解水(次亜塩素酸水)は性質である、失活しやすいという点があり一般市場にはなかなか出回らないものでした。

今ではボトルなどに入れて販売などはされてはいますが、特別な事由がない限りは塩素濃度試験紙などは各自お持ちではないと思うので、塩素濃度が下がりやすいという点から1か月~2か月以内に使い切りが必要になります。

10ppmほどあれば臭いの成分には十分効力がありますが、除菌のイメージですと20ppm以上、新型コロナの面でいえば35ppmは必要になってくるので

やはりボトル運用よりも除菌電解水給水器(電解水生成器)の設置をし、常に新鮮な電解水を組む方が現実的かと思います。

そんな中、今回の「新型コロナウィルス」対策として脚光を浴びましたが一部利権問題?に巻き込まれる形になってしまいましたが 効果の実証もされました。

しかし、あくまで「有効」というだけであり、使用方法や保存方法はしっかりとした形で公表はされませんでした。

実際今まで使ってきているユーザーの方々、電解水事業を行っている者にとっては幅広いエビデンスがあるものなので、恐らく効くであろうとの認識ではいたので驚きはしませんでしたが

それに乗じたしっかりとした試験をしていないような水溶液が市場に広がりました。その結果市場が荒れマイナスのイメージがついてしまったことも当然ありました。

先にも申し上げた通り、保存・保管方法によっては失活の速度を速めてしまうこともあるので、十分な対策をとっていただきたいことと

ちゃんと第三者機関で試験を行っているものをお客様に提示できる企業の商品のみを使用することをおススメします。弊社はもちろんOKです!笑

脱線してしまいましたが、そんな電解水(酸性電解水(次亜塩素酸水)・アルカリ性電解水)ですが農業や畜産の分野では今までも長きに渡り使用されてきました

農業では特定防除資材(特定農薬)として、最近では農業「GAP」での5Sにもお役に立てるとのことで現場での活用事例も増えてきました。

畜産では様々な動物の舎内での噴霧などで使用が多く、そこには除菌だけでなく、獣舎ならではの臭いの対策として一役買っております。

ある豚舎の企業様は、臭い対策が功を奏し市から助成金が出たところもあります!

鳥類は気管が弱く「間違ったもの」を噴霧などしようものならひとたまりもありませんが、実際噴霧で使われている鶏舎様は数多くあります。

馬の蹄関連のウィルス対策や競走馬の「輸送熱」の対策の一環としても
JRA:馬の資料室の中でも次亜塩素酸水が取り上げられています。

他にも牛舎などでの活用をされている場所もございます!

動物達の衛生管理を行っているのは私たち人間です。その従事者の方々からの健康被害などは一切ありません。

かといってとてつもない重装備をして行っている方々がいるわけでもありません。「安心・安全」なものであるからこそ大切な家禽に使えるのです。

皆さんがたまに口にするであろうスーパー・コンビニなどで売っている「カット野菜」の洗浄にも使用されている場合があることもご存じでしょうか??

従来は切った野菜を「次亜塩素酸ナトリウム」の希釈液に浸してからよくすすぎ製品化されています。その「次亜塩素酸ナトリウム」の代替品として、

除菌速度が80~100倍の速さで浸透性も少なく水に戻りやすい「酸性電解水(次亜塩素酸水)」が活躍するようになりました!

従来と比べ、残留性が少なくなっているので作業効率の向上ができ、結果人件費なども下げることが可能とのことです。

大きい範囲での使用を挙げてきましたが最近では一般企業様での活用も増えてきました。

この未曽有の事態である、「菌・ウィルス」の対策として、自分自身・家族はもちろん働いている従業員の皆様であったり、来店・来社される方々、施設ならば入所者・在園児の皆様など

より多くの人守るために、生成器じたいもコンパクト化しある程度の場所があればすぐにでも設置ができる機体も生産されております。

弊社でも最近のお問合せ№1は除菌電解水給水器「@除菌給水器シリーズ」です!

置き場所・水源・電源があればすぐにでも使えるものでかなりコンパクトになっており、補助液の補充以外の面倒くさいメンテナンスもなし!

ビルでしたら各フロア、1フロアでしたら給湯室などに1台設置するだけで、手洗いの補助はもちろん、スプレーボトルに入れ替えての物品消毒や空間噴霧による除菌も行えます!

〇〇だけ、と考えるとコスパは下がってしまいますが、○○にも□□にも使える!となれば全体の費用対効果は高いと言えます。

清掃業の分野では酸性電解水(次亜塩素酸水)だけでなく、アルカリ性電解水の効力をフルに活用されている企業様も多くなってきております。

「アルカリ性電解水」には「洗浄」の力があり、洗剤だと泡が立ち、時間がかかっていたものに対しての時短効果、あくまで水の為キツイ成分のものよりも肌荒れ、失明の恐れなどがないため使いやすさが選ばれています。

さらにはその「洗浄」のチカラを活用し、コインランドリーでの使用も増えてきています!

洗剤ゼロ!とまではいきませんが、まず軽く洗剤で洗い「洗浄」のアルカリ性電解水で洗い、最後に「除菌」の酸性電解水(次亜塩素酸水)で洗うというものです。

洗濯かすもなく、さらには除菌もできるので皮膚疾患などがある方にも安心してご利用いただけ、様々な場所で安心安全のコインランドリーが増えてきています。

このように電解水は色々な世界で評価され、今まさに設置、実行がされてきています。

“水”の商売にはなるので「怪しい」「無理やり言いくるめているのでは」など言われてしまうことももちろんあります。

しかし自分自身が使用し、その効果を実感できているからこそ自信をもっておススメできています。

噴霧に関しても様々な場所で取り入れていただき、実際に皆様に喜んでいただいております。無理にどうこうなどは一切考えておりません。

危ないのでは…と思う方は既存のアルコール等でも十分かと思いますし、無理に使用することはしていただかなくても良いと思います。

しかし、長年愛用していただいている方々が使いにくくなっているこの状況は、聞いてもいないのにネガティブな言葉を並べて発信していく方の一方的な論理が多いのではと思います。

少なくともその言葉に責任を持っていただかなくては、今まで何の問題もなく使用して防げていたものが使用しにくく防げないというマイナスなものになってしまいます。

評価試験をしていない内容をどう解釈すれば「効かない」になるのでしょうか?メディアの全てとは思いませんが、スポンサーの利益のために偏向報道をするのは業界では普通なのかもしれません。

しかし、その分野でしっかりと営業をしている企業があることを考えて発言していただきたいと思います。

メディアのチカラは強大なのは言うまでもありません。だからこそしっかりとした公開試験などを行ってはっきりしていただきたいと思います。

実際あくまで今回の「新型コロナウィルス」は後から出てきたものであって、そのために作った機体でもありません。

ジア〇〇なども一部を除いて作られたものはごく最近かと思います。(実際調べればいつ売り出されたかわかります。)
この騒動後に発売されたものはそれなりに怪しさを含んでいても致し方ないかと。

あくまで衛生管理の一環としてアルコール以上の除菌スペクトルを持つ酸性電解水(次亜塩素酸水)であり対コロナ用ではなく副産物的なものでしかありません。

それを捕まえて「新型コロナウィルスに有効」だけでよかったのにも関わらず色々な肉付けをして報道されてしまったことに問題があるので

いまはただこれ以上現場を混乱させないでほしいと思うばかりです。

一部筆者の思いが出てしまいましたがお許しください。笑

このように、自分が使っていないからダメではなく色々な世界に重宝され、活用されている酸性電解水(次亜塩素酸水)・アルカリ性電解水の世界に一度触れてみていただければと思います!

モニター募集も行っております、お問合せ・資料請求もぜひ下記ボタンより!